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古民家の定義は登録有形文化財制度に合わせ、築50年を経過する木造軸組構法の伝統構法、または在来工法の住宅とされていますが、家継ぎでの「古民家」の定義は、大工の技術で建てられた時を経た木造の日本家屋としています。

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家族で古民家に暮らす|庭・土間・離れを活かした住まいの楽しみ方

9月4日
読了時間: 10分

古民家での暮らしに惹かれる理由は、人によってさまざまです。

昔ながらの佇まい。太い梁や柱の存在感。庭のある暮らし。家族がのびのび過ごせる広さ。土間や縁側のある、今の住宅には少ない空間。

なかでも、家族で古民家に暮らす魅力は、住まいの中に「余白」があることかもしれません。

子どもが庭で遊ぶ。土間に自転車や道具を置く。縁側でお茶を飲む。離れを趣味の部屋や仕事場にする。家族や友人が集まって食事をする。

古民家には、ただ生活するだけではなく、暮らしを広げていく楽しさがあります。

この記事では、家族で古民家に暮らすときに活かしたい、庭・土間・離れの使い方や、住まいの楽しみ方をご紹介します。



古民家には、家族の暮らしを受け止める広さがある

家族で暮らす住まいを考えるとき、広さや間取りは大切なポイントです。

子どもが遊ぶ場所。

家族が集まる場所。

一人で静かに過ごす場所。

趣味や仕事に集中する場所。

収納や道具を置く場所。

現代の住宅では、限られた面積の中で効率よく部屋を配置することが多くなっています。

一方で、古民家には、広い土間や続き間、縁側、庭、離れ、納屋など、用途を決めすぎない空間が残っていることがあります。

その余白が、家族の暮らしにゆとりを生みます。

子どもが小さいうちは遊び場に。

成長したら勉強や趣味の場所に。

親世代が来たときには客間に。

将来的には仕事部屋や地域の人が集まる場所に。

家族の変化に合わせて、使い方を変えていけることも、古民家の魅力です。



庭は、家族の時間を育てる場所になる

古民家の大きな魅力のひとつが、庭のある暮らしです。

庭があると、家の中だけで完結しない暮らしが生まれます。

子どもが外で遊ぶ。

季節の花を植える。

家庭菜園を楽しむ。

縁側から庭を眺める。

家族でバーベキューをする。

夏には水遊びをする。

秋には落ち葉を集める。

庭は、家族の思い出が積み重なる場所になります。

大きな庭でなくても、少し土があるだけで、暮らしの楽しみは広がります。

鉢植えを置く、ハーブを育てる、小さな畑をつくる、子どもと一緒に季節の植物を植える。

庭のある暮らしは、手間もかかります。

草刈りや剪定、落ち葉の掃除、水やりなど、管理することも増えます。

けれど、家族で庭に手をかける時間そのものが、暮らしの楽しみになることもあります。

「きれいな庭を維持する」ことだけを目指すのではなく、家族が使いやすく、無理なく続けられる庭にすることが大切です。



土間は、外と中をつなぐ便利な空間

古民家にある土間は、現代の住宅ではあまり見られない魅力的な空間です。

土間は、外と室内の間にあるような場所です。

靴のまま使えるため、暮らしの中でさまざまな使い方ができます。

自転車やベビーカーを置く。

アウトドア用品を収納する。

子どもの遊び道具を置く。

畑や庭仕事の道具を置く。

雨の日に濡れたものを一時的に置く。

薪ストーブや作業台を置く。

趣味のものづくりの場所にする。

家族で暮らすと、外で使うものが意外と増えます。

子どもの遊び道具、スポーツ用品、キャンプ道具、ガーデニング用品、工具、季節の収納。

そうしたものを、家の中に持ち込みすぎず、でもすぐ使える場所に置けるのが土間の良さです。

また、土間は来客を迎える場所としても使えます。

玄関よりも広く、リビングよりも気軽に人を迎えられる場所。

近所の方との立ち話や、友人が立ち寄ったときのちょっとした居場所にもなります。

古民家の土間は、単なる玄関ではなく、暮らしの幅を広げる場所です。



縁側は、家族と庭をつなぐ場所

古民家の縁側には、独特の心地よさがあります。

室内でも外でもない、ちょうど間の場所。

庭を眺めながら座る。

子どもが腰かけて遊ぶ。

お茶を飲む。

日なたぼっこをする。

夏には風を通す。

雨の日には外を眺める。

縁側は、家族が自然と集まる場所になります。

リビングのようにきちんと使い方が決まっているわけではありません。

だからこそ、ふと腰かけたり、庭を眺めたり、家族と話したりする時間が生まれます。

家の中でありながら、庭や外の気配を感じられる。

そのゆるやかなつながりが、古民家の暮らしに心地よさを加えてくれます。

縁側を活かす場合は、庭との見え方や、室内からの動線も大切です。

ただ残すだけではなく、家族が日常的に使いたくなる場所に整えることで、縁側は暮らしの中で生きた空間になります。



離れは、家族それぞれの時間をつくる場所になる

古民家には、母屋とは別に離れや納屋がある場合があります。

離れは、家族で暮らすうえでとても魅力的な空間です。

趣味の部屋にする。

在宅ワークの仕事場にする。

子どもの勉強部屋にする。

来客用の部屋にする。

親世代が泊まる場所にする。

工房やアトリエとして使う。

将来的に教室や小さな店舗にする。

家族で暮らしていると、一緒に過ごす時間も、一人で過ごす時間も必要です。

母屋の中にすべてを詰め込むのではなく、離れを活用することで、家族それぞれの居場所をつくることができます。

特に在宅ワークや趣味の時間を大切にしたい方にとって、家の中に「少し離れた場所」があることは大きな魅力です。

ただし、離れを使う場合は、電気、水まわり、断熱、雨漏り、建物の状態などを確認する必要があります。

すぐに使える離れもあれば、改修が必要な場合もあります。

どのように使いたいのかを考えたうえで、必要な整備を検討することが大切です。



続き間は、家族や人が集まる場所にできる

古民家には、襖で仕切られた続き間があることがあります。

昔の家では、親戚や地域の人が集まる場として使われていた空間です。

現代の暮らしでは、使い方に迷うこともありますが、家族で暮らす住まいとして見ると、とても可能性のある場所です。

普段は家族のリビングとして使う。

襖を開けて広い空間にする。

来客時には客間として使う。

子どもが小さいうちは遊び場にする。

親戚や友人が集まるときの食事場所にする。

将来的には寝室や介護の空間として使う。

仕切ったり、つなげたりできる柔軟さは、古民家ならではの魅力です。

現代の暮らしに合わせるなら、続き間をそのまま残すだけでなく、家族が日常的に使いやすい場所にすることが大切です。

照明、空調、収納、家具の配置を工夫することで、昔ながらの続き間も、今の暮らしに合う空間になります。



家族の気配を感じながら、それぞれの居場所をつくる

家族で古民家に暮らすときは、「広さ」をどう使うかが大切です。

ただ部屋数が多いだけでは、使わない部屋が増えてしまうこともあります。

大切なのは、家族それぞれが心地よく過ごせる居場所をつくることです。

家族が集まる場所。

子どもが遊ぶ場所。

静かに本を読む場所。

仕事に集中する場所。

趣味を楽しむ場所。

お客様を迎える場所。

庭を眺める場所。

古民家には、こうした居場所をつくる余地があります。

たとえば、リビングは家族が集まる場所に。

縁側は庭を眺める場所に。

土間は道具や趣味の場所に。

離れは仕事や趣味の場所に。

続き間は来客や家族行事の場所に。

家族が常に同じ場所にいるのではなく、気配を感じながら、それぞれの時間を過ごせる。

その距離感も、古民家で暮らす楽しみのひとつです。



子どもにとって、古民家は体験の多い住まいになる

家族で古民家に暮らす場合、子どもにとってもさまざまな体験が生まれます。

庭で虫を見つける。

土に触れる。

季節の野菜や花を育てる。

木の柱や梁に触れる。

縁側で外を眺める。

雨の音や風の音を感じる。

広い空間で体を動かす。

古民家での暮らしは、便利で効率的な暮らしとは少し違います。

そのぶん、暮らしの中で感じること、覚えること、手を動かすことが増えます。

庭の手入れを手伝う。

畑で野菜を収穫する。

薪や道具に触れる。

古い家を大切に使うことを知る。

こうした体験は、子どもにとって日常の中の学びになります。

もちろん、子どもが安全に過ごせるように、段差や建具、庭の危険箇所などは整える必要があります。

古さをそのまま残すだけでなく、家族が安心して暮らせるように手を入れることも大切です。



人が集まりやすい家にできる

古民家は、家族だけでなく、人が集まりやすい住まいにもなります。

親戚が泊まりに来る。

友人を招いて食事をする。

子どもの友達が遊びに来る。

地域の人が立ち寄る。

趣味の仲間が集まる。

広い土間や続き間、庭、離れがあると、家の使い方は広がります。

現代の住宅では、来客を迎える場所を確保しにくいこともありますが、古民家には人を受け入れる余白があります。

もちろん、いつも人を招く必要はありません。

けれど、「誰かが来ても大丈夫」と思える家は、暮らしにゆとりをつくってくれます。

家族で静かに過ごす日もあれば、友人や親戚とにぎやかに過ごす日もある。

古民家は、そんな暮らしの幅を受け止めてくれる住まいです。



収納や道具の置き場としても活かせる

家族で暮らしていると、物はどうしても増えます。

季節の家電。

子どもの道具。

アウトドア用品。

自転車。

庭仕事の道具。

掃除道具。

防災用品。

趣味のもの。

古民家の土間、納屋、押し入れ、離れなどは、収納や道具置き場としても活かせます。

ただし、広いからといって何でも置いてしまうと、使いにくくなってしまいます。

どこに何を置くかを決め、湿気や虫、雨漏りの影響を受けにくい場所を選ぶことが大切です。

収納は、暮らしやすさに直結します。

古民家の空間を上手に使えば、家の中をすっきり保ちながら、家族の道具や趣味を楽しむことができます。



古民家は、家族の成長に合わせて使い方を変えられる

家族の暮らしは、時間とともに変わります。

子どもが小さい時期。

学校に通う時期。

独立して夫婦だけになる時期。

親世代と暮らす可能性。

在宅ワークが増える時期。

趣味や地域活動に時間を使う時期。

古民家は、空間に余裕があるからこそ、こうした変化に合わせて使い方を変えやすい住まいです。

今は子どもの遊び場として使う部屋を、将来は仕事部屋にする。

使っていない離れを、趣味の場所にする。

続き間を、親世代が泊まれる場所に整える。

庭を、子どもの遊び場から家庭菜園へ変えていく。

最初からすべてを決めきらなくても、暮らしながら整えていける。

それも、古民家ならではの魅力です。



家族で暮らす古民家は「使い方」を考えることが大切

古民家の魅力は、広さや雰囲気だけではありません。

庭をどう使うか。

土間をどう活かすか。

離れを何に使うか。

続き間を日常の中にどう取り入れるか。

家族それぞれの居場所をどこにつくるか。

こうした使い方を考えることで、古民家は家族にどう取り入れるか。

家族それぞれの居場所をどこにつくるか。

こうした使い方を考えることで合った住まいになります。

古い家をそのまま使うのではなく、自分たちの暮らしに合わせて整える。

家の個性を活かしながら、家族の時間を育てていく。

それが、家族で古民家に暮らす楽しみです。



家族で古民家に暮らしたい方へ

「子どもがのびのび過ごせる家にしたい」

「庭や土間のある暮らしに興味がある」

「離れや納屋を活かして、家族の居場所を増やしたい」

「古い家を、自分たちの暮らしに合う住まいに整えたい」

そんな方は、古民家の空間をどのように使いたいかを考えることから始めてみてください。

家継ぎでは、滋賀県での古民家リフォームや、古い家を活かした住まいづくりのご相談を受け付けています。

庭、土間、縁側、離れ、続き間。

古民家ならではの空間を、家族の暮らしに合わせてどう活かすか。

これからの住まい方を一緒に考えていきます。

家族で古民家に暮らしたいと思ったら、まずは家継ぎにご相談ください。






 
 
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